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2025年9月 景気短観

9月の弊社景気判断です。
観測史上最高に暑い夏でしたが、県下の景況感にはどれだけの影響を与えたのでしょうか。
従来より、夏は夏らしく、冬は冬らしい気候の方が季節商品への需要も見込めて弊社売上増に繋がっていたのですが、ここまで暑い日が続くのは想定外と言わざるを得ない状況ど思われます。
併せて今年の夏の暦は夏期休業が9日続くような日程となり、営業日数的にも大きく落ち込む月となってしまいました。
それでも日販までが悪かったわけではなく、地域の精密機械加工業者は何かの仕事を取ってきて糊口を凌いでいるのではないかと推察されます。
政治的にきな臭い動きが出ている時期は株価も乱高下するものですが、製造業に限っての話だと政治・経済が安定しない時期は売上にもマイナスの影響が大きく出てきます。どの政党であって、誰が総理大臣であるかよりも、安定した政権が長期的な展望を描かせてくれる事が地域経済にも好影響を与える事を政治家の皆様にもご理解いただきたい所です。
とはいえ、業況が大きく好転するようなイベントやブレイクスルーは今のところ見当たらず、弊社も10月の決算までは同程度の売上推移が続くのではないかという予測状況です。自動車・半導体・建機・機器部品など主要な得意先については大きな変化点は見られず10~12月の第4四半期については『現状維持』になるのではないかと予測されます。
始まりは域内の林檎生産農家からの引き合いであった高密栽培用のアルミパイプですが、他地域からの引き合いも増えてきました。こちらについては季節商品としての側面もありますが堅調な伸びを示しており、長野県が青森県を抜いて国内生産量の首位に立つようであれば弊社のパイプも貢献できたと言えるかもしれません。今後の楽しみのひとつではあります。

※ここに記載している景況判断はあくまで弊社売上・営業活動による地域情勢を元に記載しており、過去の事例や今後の見通しについての保証はいたしかねますのでご了承ください。

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